まなぶんの部屋

まずは・・・

今日の子どもたちの状況の特徴のひとつとして、
  「子どもたちの関心が身近な友達関係に集中し、
   友達と一緒にいることにこだわりながら、
   一緒にいても安心できず、
   好き嫌いにふりまわされている」
                というところにあると思う。

ぶつかる事=孤立が結ばれやすくなっているので、
敢えて衝突などは考えず、周りの顔色を窺いながら
生活をすることに慣れてきているように感じる。

子どもは、そんな友達関係の悩みや不安を少なくとも抱いていて、
教師や家族に心配させないように、または知られたくない?!
そういった気持ちがあるのは当然のことかもしれない。

子どもはそういった悩みを解決して欲しいと願って話すのではない!
しかし、「受け止め」どころか、「頑張れ」と奮い立たせようとする。いや、してしまう。

「もう充分頑張ってるよ!」

だからこそ話を聞いて欲しいのだと思う。


教師にしろ、家族にしろ、
人生の先輩だから先のことがわかった気になっていて
その先でわかったことを言葉にして子どもにぶつけても無理な話だ。

まずは自分が子どもに立ち戻ろう。

そこには子ども理解の第1歩があるはずだから!!
それには子どもの言葉を受け止める必要があると思う。



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